怒り 「吉田修一」

「悪人」タイプのほうの、吉田さんです。読み手はいつもと違う形で犯人捜しを行わなければなりません。いつもは、証拠や状況から犯人を捜す。読みながら、私も一生懸命探す。この本は違います。犯人らしき人の暮らしが、周りの人間模様が書かれています。
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横道世之介 「吉田修一」

世之介さんが、大学生となり長崎から出てまいります。そこからお話が始まります。

「能天気」な、「屈託ない」という表現がぴったりな。アホな大学生ぶりが、少しずつ大人になっていきます。
さみしく大人になるんじゃないよ。成長でもないよ。いや、なんだろ。
積み重なる感じ。いいものが。
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最後の息子「吉田修一」

「悪人」や「横道世之介」で有名らしい吉田修一さん。「悪人」は読みました。世之介は、おもしろそうなので、まだ読まずにとってあります。なんのためにとってあるのかわからないけど。もう、今でしょ!な時も過ぎてるようだし、とっておこう!

最後の息子の中には、短編が3つ入っています。

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