鴨川ホルモー 「万城目学」

鴨川ホルモーとの出会いは映画でした。テレビで何気に見てしまった後で万城目学さんの事を知ったわけです。「まきめまなぶ」さんっと。私にはあんまりなじみがない名字。「まんじょうめ」かと思った。

その後、鴨川ホルモー以外の万城目学さんの本をほぼ全て読み終えて、映画見ちゃったけどやっぱり読もうと思って読んでみました。

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私の、忘れっぽいメモリーの少ない頭は、いいところ、いい場面を適度に忘れていてくれて、楽しめました。

主人公は京都大学の学生さん、登場人物もほぼ学生。大学生活のなんともいえない雰囲気が描かれています。なつかしいと思いながら読める人、こんな生活してみたいと憧れる人、もっとしっかり生きなきゃ(笑)と思う人、読み手次第だろうなと想像します。

あんまりカッコイイ感じでない大学生が、サークルでも入ろうかみたいな感じでお話は進んでいきながらも、オニとともに闘う人になってしいます。なんだ? オニ? オニ語? と、主人公とともに、読み手もハテナと思っている間に引きこまれてしまうわけであります。

映画を見た後に読んだので、頭に浮かぶオニがすっかり映画で見たオニで、私はイメージしやすかったのですが、本を先に読んだ方というか映画みてない方は、どんな異形のオニを想像したのだろうと思うのであります。

万城目さん、ほんっとおもしろい。読んでね~。

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