ボーン・コレクター「ジェフリー・ディーヴァー」

ジェフリー・ディヴァーが書いた本の中でも「リンカーン・ライムシリーズ」と呼ばれているものです。リンカーン・ライムは、主人公の名前で、四肢麻痺のためにベッドの上というか、車いすの上といおうか、そこで科学捜査を進めて犯人を見つけ出すという事になってます。
つい最近映画で「最強のふたり」を見たばっかりだったので、車いすの生活が少し想像しやすかったです。
殺人方法が猟奇的な感じなので苦手な方はダメかも。でもラストまで、話の展開が早くて読みふけってしまいました。

このシリーズは順番に読んだほうがいいのでしょう。主人公と彼女の関係が少しずつ進んでいくのがわかります。私は、今「ソウル・コレクター」まで読みました。結構つかれてきました。どれも長いお話なので、時間に余裕があるときがいいですね。あれ?コフィンダンサー読んでないやww

ボーン・コレクター
コフィン・ダンサー
エンプティー・チェア
石の猿
魔術師
12番目のカード
ウォッチメイカー
ソウル・コレクター
バーニング・ワイヤー
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パラドックス13「東野圭吾」

これは?!東日本大震災を経験した後に読むのと、前に読むのとでは感じ方もずいぶん違うのではないかと思います。ましてや、東京でも大きな地震があるかもしれない等と聞かされると、読みながらいろんな事を考えてしまいます。
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ラッシュライフ「伊坂幸太郎」

lash、lush、rash、rush、ラッシュにはいろんな違う意味が込められているようです。私にとってはラッシュライフは、rush(急ぐ!忙しい!読むのが!)となる本です♪読んでいる間に誰も話しかけないで欲しいです。どこも見逃せない?読み逃せないです。
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オーデュボンの祈り「伊坂幸太郎」

伊坂さんはこの「オーデュボンの祈り」でデビューです。これは読まなければなりません。ここから読まなければなりません。
伊坂さんの作品は出版順に読む事を激しくおすすめします。それは作品の中の人達がいろんな形で他の作品に出てくるからです。
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魔性の子「小野不由美」

十二国記というシリーズ名を持つお話があります。ファンタジーです。
私達が住むこの世界とは違う世界が、描かれています。
ファンタジーには妖精がでてきて魔法でシャララララ~みたいなのがファンタジーだと思っていたことも遠い昔にありましたが、そうではないらしいです。
例えばこの十二国記では、ここではない別の世界が、国が、しっかりと書かれています。
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彌太郎さんの話「山田太一」

いやぁ、わからない。
彌太郎さんの話。
本当にそのまま。
彌太郎さんは、主人公のたいちゃんにどんどんと自分の半生を語り出す。
それにしても文章がうまいというのは、こういうのでしょうか。頭の中に場面が自然に見える感じです。もちろんそれはもともと私の中に有ったものと結びついてしまうので、読む人によって違うでしょうけど、何か絵が見えるのではないかと思います。彌太郎さんがわぁわぁとしゃべっているところが。
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夏期限定トロピカルパフェ事件 「米澤穂信」

夏期限定トロピカルパフェ事件は、春期限定いちごタルト事件を読んだから、読んだわけです。
すごい事件や恐い事件とかでてきません。たいくつな位に平凡に過ごしているように思えます。
小さな謎は、おばちゃん興味ないなぁ、と飛ばし読みしたくなる位です。
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球形の季節「恩田陸」

不思議な世界へひっぱって行くのがすごく上手な恩田さん。
そしていつも、物語の最後に「えっ?そこで終わり?」と思ってしまう。
恩田さんのファンは、最後のオチというか、締めというか、そこのもの足りなさに腹をたてつつ(?)も、そこはわかっていても、その不思議な世界に入りたい、といったところでしょうか。それくらい魅力的な世界へ引き込まれます。
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